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  はり・きゅう  

 

鍼灸は西洋医学、東洋医学どちらの観点からも身体に与える影響はおおきく様々な不調の改善へと導きます。筋肉の緊張の緩和・血流の改善・免疫向上など。さらには東洋医学的に、目に見えないものではありますが​「気を整える」と言う教えもあります。

~筋肉に対して~

痛みは、滞った血液から生じますが、「この場所の血行が滞っています」という身体からのサインでもあります。鍼灸を行う事で、凝り固まった筋肉にダイレクトに刺激を与える事ができます。刺激を受けた筋肉の緊張は緩み、血液が循環する事で痛みを取り除きます。

~血流に対して~

上記同様、筋肉に刺激を与える事で血液が循環する他に、鍼が身体に及ぼす反射としての血流改善があります。鍼をする事で刺鍼した箇所の皮膚の周りに反射が起こり筋肉の刺激で起こるのとは別の血行の改善が生じます。

​~免疫力の向上~

免疫細胞の白血球は、血液中に存在し血流により全身に運ばれその働きを発揮します。このことから鍼灸による血流の改善により免疫力の向上の一つとなります。

また、灸による熱刺激によりタンパク質の変性が生じ、その変性を元に戻そうとして白血球が集まります。鍼灸の刺激による白血球の活性化が免疫力の向上となり、自然治癒力を促します。

~痛みに対して~

子供の頃に痛い所をさすられながら言われた記憶がある「痛いの痛いの飛んでいけ」。また、痛みをこらえる為に別の場所をつねってみたり・・・これらは痛みの伝達を他の刺激で遮断しています。この内容と同じことが、鍼灸刺激でも生じています。刺鍼後に痛みが和らいでいるのはこの為です。

~自律神経に対して~

「鍼」を行う事で、交感神経(活動的、緊張のある状態)と副交感神経(安らぎのある状態)の調節が行われます。便秘がちな方や睡眠不足の方には適切な箇所に刺鍼を行う事で改善を促します。

※内出血について

最善の注意を払い鍼を行いますが、ごくま

れに鍼が毛細血管にあたり、内出血を起こす事があります。内出血は長くて1週間程度で目立たなくなりますが、1~2週間前後に記念撮影を控えておられる方や、内出血の跡が目立つのを気にされる方は、お控え下さい。

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